屋外水槽の醍醐味 ビオトープを作る

小さな自然(生態環境)のことをビオトープと呼びます。外気にさらされる野外水槽は自然に近い環境なので、ビオトープを手軽につくることが可能です。

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小さな生態系 ビオトープを作ろう

ビオトープという言葉は、元々はドイツで生まれた生息空間を示す概念ですが、簡単に言えば「小さな生態系」のことです。人の手はなるべく加えず(またはほとんど加えない)、自然環境に近い形で水槽を維持していく飼育方法として認識されています。

一度環境を作ってしまえば、人間が手を入れる必要も無く、手軽に飼育環境を維持していくことが可能です。その手軽さもありますが、より自然に近い環境でメダカを飼育することができるという魅力もあり、メダカを飼育している人の中でも、ビオトープでメダカを飼育しているという方も多いのです。

ただし、手軽さの反面、注意すべき点もあります。通常の屋外飼育と同様に、急激な水温の変化や外敵からの防御策、水の蒸発等には注意する必要があります。

ビオトープで飼育する際の注意点

以下にビオトープでメダカを飼育する際の注意点をまとめています。基本的には屋外水槽でメダカを飼育する場合と同じです。

日光・雨・風に対する注意点

屋外飼育と同様に、ビオトープでの飼育環境でも注意すべき点です。直射日光による水温の急激な上昇、台風による増水や落下物の危険性に注意を払う必要があります。

火鉢等の容器でビオトープを作っている場合は、鉢全体を覆うような日よけ(よしず)で日陰を作り、それよりも大きな池であれば、ビニールシートを使って日陰を作りましょう。

植物を適度に間引く

日当たりの良さにもよりますが、水生植物は何もしなくてもどんどんと増えていきます。浮遊植物も同様で、増えすぎてしまうと水面を覆ってしまい、メダカの鑑賞に支障をきたしてしまいます。また、水中の酸素が不足してしまう可能性も出てきますので、増えすぎた場合は適度に間引いたり取り除くようにしてください。

庭に穴を掘ってビオトープを作る場合

特に小さなお子様が自宅に居る場合、または近くで小さな子供が遊ぶことが多い場合、誤って池に落ちてしまう可能性がありますので、そういった場所には作らないように注意してください。

水はけの良い場所を選ぶ

排水がしっかりと行える場所にビオトープを作るようにしてください。排水を行っても、近隣に迷惑がかからないようにするためです。

大きすぎるものは作らない

最初は小さな睡蓮鉢や火鉢で作るようにして、慣れてきたら徐々に大きなものにチャレンジするようにしましょう。

ビオトープに向いている飼育容器

火鉢

耐熱性、保温性に優れた火鉢は、屋外飼育に最も適した飼育容器といえます。底には赤玉を敷き、睡蓮を植え込んだ鉢植えを土ごと火鉢の中にいれて、ビオトープ環境を作って見ましょう。

プラ舟

トロ舟とも。左官屋さんがコンクリートやモルタルを練りこむ際に利用する入れ物です。丈夫で価格が安く、手に入りやすい飼育容器です。

価格が安いので、稚魚用や水草用、メダカの種類によって数を増やすといった利用法もあります。酸素を取り込む表面積も広いので、酸欠になりにくいという利点もあります。

自作の池

究極のビオトープ環境といえるのが、庭に掘った小さな池です。まったくエサも与えず、足し水のみで何年間も自然のままに維持しているメダカ飼育の上級者もいます。

エサは自然に発生する微生物やコケ、水面に落ちる小さな虫等で、最初に作る際にかかる費用を除けば、維持費もほとんどかからずに何世代にも渡ってメダカが生き続けるビオトープとなります。

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